ウェディングの手配

 すっかり乗り気になっている母をがっかりさせないため、早急にクルーズウェディングの手配をすることにしました。クルーズの予約をお願いしたイークルーズさんのウェブサイトでウェディングのことも紹介してあったので、問い合わせのメールを送ると・・・なんと、日本のプリンセスクルーズ総代理店ではウェディングの取り扱いがないとのこと。

 普通ならここで諦めるのかもしれませんが、英語は全く苦にしない私たちなので、イークルーズさんが教えてくれたプリンセスウェディングの担当者にメールを送ってみました。もっとも、海外ウェディングをした人のウェブサイトを見ると、海外の代理店はレスポンスが遅かったり、来なかったりすることも多々あるようなので、あまり期待はしていなかったのです。ところが、即日で返信が来て、最新の資料をPDFファイルで送ってくれたのは嬉しい誤算でした。代理店はアメリカのフロリダ州にあったので、夕方仕事から帰ってメールを送ると、同日の22〜23時には返事が来たので、時差がある割には連絡が楽でした。

 私たちが希望している船上でのウェディング「Tie the knot at sea」というプログラムは、航海中に船のキャプテンが式を執り行ってくれるもの。ブーケや写真撮影、記念品なども含まれていて値段は1800USドル。値段も思いがけず安かったので、善は急げとばかり希望の日付と時間をリクエストしてみると、手配可能とのこと。クルーズ2日目にあたる9月9日の15:30からのウェディングを仮予約をしました。仮予約の期間は3日間で、その間に必要な書類を記入して返送する必要がありましたが、FAXでも対応してもらえたので、郵送にかかる時間等も心配なし。なお、ウェディングの費用はもちろんクレジットカードでの支払い可。


「Tie the knot at sea」 プログラムの詳細

 1800USドルのプログラムには下記が含まれていました。

  Exclusive Hearts and Minds Chapel 〜専用のハート&マインドチャペル〜
  Candle-lit Ceremony 〜キャンドルライトの式〜
  Two Freash Floral Arrangements to adorn the Chapel 〜アレンジメント装花×2〜
  Captain to Perform Ceremony 〜キャプテンが執り行う挙式〜
  Special Vows "At Sea" 〜海の上での特別な誓い〜
  Wedding Coordinator 〜ウェディングコーディネーター〜
  Live Music from our Pianist 〜ピアストによる生演奏〜
  Rose Bouquet (One dozen) 〜12本の薔薇で作ったブーケ〜
  Boutonniere 〜ブートニア〜
  Keepsake Wedding Album 〜記念のウェディングアルバム〜
  Photographer (2) 8x10 Photographs (5) 5x7 Photographs
                             〜カメラマンによる撮影と記念写真(合計7枚)〜
  Wedding Cake for Two 〜ウェディングケーキ〜
  Bottle of Moet and Chandon Champagne 〜モエ・エ・シャンドンのシャンペン〜
  Two Princess Keepsake Champagne Flutes 〜記念品のシャンペングラス×2〜
  Keepsake Wedding Certificate 〜結婚証明書〜

 この他にも追加料金で様々なオプションがありましたが、列席者は私の両親だけだったので、あまり派手にする必要性がなかったので特に申し込みせず。ドレスも借りることができたのですが、アメリカンサイズは私には無理だと思って、最初から頭には入れていませんでした。
 ちなみにプリンセスウェディングではリーガルウェディングも扱っていて、その場合は別途、400USドルの費用がかかります。サファイアプリンセスはバミューダ船籍なので、バミューダの法律に基づいたウェディングになり、船に記録も残るそう。興味はあったのですが、英文での書類をいくつか用意する必要があり、またウェディング前に入籍することができないのが不便だったので、諦めました。


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