挙式当日のはずが・・・ 私たちは2006年9月10日の15:30から船上挙式を行う予定でした。 が、私が当日にダウンしたため、キャンセルとなりました。 時差ボケからくる寝不足と、そこそこの船の揺れにやられてしまいました・・・とさ。 普通だったらここで諦めて終わりなのですが、担当のシャンティーラ曰く「別の日にできないか調整してみましょう」と即答してくれて、船長のスケジュールをすぐさま確認してくれました。ただし、今回私たちが申し込んでいた「Tie the knot at sea」プログラムはあくまでも、船が航海中でないと実施できないため、明日からは3日間連続で寄港することになっているので、難しいそう。結局、4日後の9月14日、世界遺産グレイシャーベイ国立公園の氷河クルージングの日の18:00に変更となりました。合わせて、美容室の予約も入れなおしてくれたりと、シャンティーラにはお世話になりっぱなしでした。 仕切り直しの挙式当日 挙式当日の9月14日は・・・、今回のクルーズで私が一番楽しみにしていた世界遺産でもあるグレイシャーベイ国立公園の氷河クルージングの日でもありました。私の中での優先順位は、あくまでも氷河>挙式だったので、早起きしてお昼過ぎまではずーっと氷河を見ていました。お昼過ぎに予約していたLotus Spa(ロータス スパ)へ行き、挙式のためのヘアセット。担当してくれたのはフランス出身のメラニー。英語でイメージを伝えるのは難しいので、日本から雑誌を持参したところ、かなり近い形に仕上げてくれました。この後は、頭にティアラが載った状態のまま、アートオークションとか見に行ってました。 18:00からの挙式に備え、夫や私の両親は15分前には会場となるHearts and Minds Chapel(ハート アンド マインド チャペル)へ移動。そこで夫は挙式を執り行ってくれた、サファイアプリンセスのキャプテン、アティリオ・ゲリーニさんと色々とお話をする時間があったそうです。私は5分前くらいに迎えが来て、チャペルへ移動すると、すでにチャペルの回りは普通の乗客が入れないようになっていました。チャペルへ向かう短い間でも、エレベーターとか船内の通路ですれ違った見ず知らずの方たちに「Congratulations!!」と声をかけられました。 式はキャプテンのゲリーニさんが読み上げた言葉を復唱する形で誓いの言葉を。しかし、イタリア出身のゲリーニさんの英語はかなりクセがあり、私は聞き取れない部分も少なくなく、わからなかった英語は適当に言っちゃいました。誓いの後は、指輪の交換→誓いのキスと続き、最後に記念撮影をして終わり、所要時間は15分程度。生演奏をしてくれたピアニストがとても上手で、主役であった私たちも聞きほれちゃうくらい。 挙式後 挙式後はカメラマンと一緒に船内で写真撮影をしました。最初にまず外のデッキへ出たのですが、風が強くてドレス姿の私は震え上がりました・・・が、氷河をバックにした写真はとても絵になりました。船内に入ると、ブリッジへ連れて行ってくれました。9.11の後はセキュリティ上の理由からなかなか乗客はブリッジに入れないので、中で記念撮影できたことは貴重な体験です。そして、ブリッジから見た海と氷河、青い空のコントラストが素晴らしかった!! あの美しい景色を見れただけでも、クルーズウェディングをして良かったなーと思えます。なのに左の写真は大好きなアレックス・ロドリゲスのジャージー(笑) ディナーの前にいったんキャビンへ戻ると・・・扉の前に「Just Married」と書かれた風船が。これは誕生日とか記念日、ハネムーンで乗船している人のキャビンの前にも出ているのですが、こればかりはクルーズウェディングをした人の特権ですね! また、細かいことですが、キャビンの横にある名札も・・・先ほどまでは私の名前は旧姓が書かれていたのに、ここにも「Just Married」と書かれた名札に変わっていました。極め付けはキャプテンのゲリーニさんから・・・、明日のブリッジツアーに招待していただきました! 本来は挙式終了後に行うケーキカットは場所が確保できなかったため、ディナーのために予約していたStearling Stakehouse(スターリング ステーキハウス)で行いました。デザートとしてウェディングケーキも食べましたが、「これぞアメリカンスイーツ」という感じの甘さ&こってり度でワンカット食べるのでさえ大変。 |
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