■カリブ海クルーズ乗船記 by ルビープリンセス処女航海■
2008年11月09日(日) 終日航海日


 ルビープリンセスの西カリブ海クルーズ2日目は終日航海日。起床後は真っ先にバルコニーに出てみました。海は多少うねりがあるのですが、今日はほとんど揺れを感じません。天気も良く、風もあまりないバルコニー日和なので、ここでのんびりしようかなーと思ったら、隣のキャビンのバルコニーで朝食中で、しかも大きい声でしゃべるしゃべる。正直、五月蝿かったので夫がシャワーから出てくるのを待って、朝の散歩へ行きました。
 いつもなら朝ご飯のためにHorizon Courtへ直行するのだけれど、 朝からとても心地良かったので、食べる前にPromenade Deckを1周のウォーキングです。 同じように暖かい日差しに誘われてきた乗客がいっぱい歩いていました。

 朝食時のHorizon Courtは混雑していて、空いている席を見つけるのも一苦労なのですが、9:30を回っているからか、この日は楽勝。朝食ビュッフェは定番のスモークサーモンやハッシュブラウンを選んで食べてから、フルーツカービングのイベントが行われるDeck5のPiazzaに移動。
 フルーツカービングのイベントを見るのは今回が初めて。11時に司会の合図とともに、シェフの方たちが見事な包丁さばきで大きなフルーツを彫ったり、フルーツや野菜を組み合わせた作品を次々と作っていきます。 同時にリボンフラワーやタオルアートの実演もあり、こちらも見事な手つき。完成後は見学タイムが設けられ、乗客が写真撮影に夢中でした。


 フルーツカービングのイベントは想像より早く終わったため、しばらくキャビンに戻って無線LANでネット接続。その後、ルビープリンセスで始まった新サービスの1つ、パブランチを食べるためにWheelhouse Barへ。12時を少し回った程度でしたが、新しい物好きの乗客が早くも集まっていてみなパブランチを食べながら、昼間からビールを飲んでいました。
 私は4種類あるメニューからProudman's Lunchというサンドウィッチ系のもの、夫はフィッシュアンドチップス&ギネスを。パブランチは無料ですが、アルコールはもちろん有料。味はまあ普通で、不味くはないです。昼間からバンドの生演奏があったりして、雰囲気は良かったし、きっとお酒を飲む人なら、もっと楽しく感じるでしょう。

 食後はExplorers Loungeへ移動し、クルーズの楽しみの1つであるアートオークションへ。クルーズ最初のオークションは無料でシャンペンが振舞われて混むので、早めに座席を確保してから、会場にある絵をプレビューしていました。色々と気になる絵はあるけれど、我が家の経済状況を考えると手が出そうにないなあ・・・。
 今回のアートディレクターはカナダ人のビリー。本当なら過去のクルーズで親しくなったニノが乗船しているはずだったけど、家庭事情で休暇中らしい。このビリーは商売上手というかやり手なのでしょう。過去の私たちの購買履歴を調べたのか、ニノから情報をもらっていたのか、私たちのキャビンには直々にオークションの招待状が届いていました。

 さて、肝心のオークションは、前回のクルーズで気になっていた絵の値段が安いなーと思ったら、今日だけの特別価格で明日以降は20%アップにするよとかビリーが言っていたので、ついつい入札してしまいました。一軒家に引っ越して収納場所はあるし、円高だし、何よりも昨年の価格よりだいぶ安く手に入れられたのでヨシとしましょう。
 オークションの後は、Lotus Spaのプールへ行ったけど、やはり暖かいところへ行くクルーズは夕方になってもプールが混んでいて、芋洗い程ではないけど泳ぐのはちょっと大変そうな感じ。私は早々にThermal Suiteに避難して、岩盤椅子でお昼寝というか夕寝していました。


 プリンセスクルーズの7泊8日のクルーズは2日目が最初のフォーマル。キャプテン主催のウェルカムパーティーがあるので、ドレスに着替えなえればいけないのですが、クルーズも4度目になると面倒になってきました。今回はフォーマルポートレートで、葬式用の写真を準備します。まだ30代なのに葬式用?と言われますが、人生いつ何があるかわかりませんからね・・・。
 20時前に行われたウェルカムパーティー、
ルビープリンセスのキャプテンはTony Yeomansさん。今までのキャプテンと比べるとちょっと小柄で存在感は少なめ、でもイギリス人だから話は上手。むしろ、横幅がっちりのクルーズディレクターのJames Rayさんの方はっきり言って目立ってました。

 パーティーの後は、フォーマルの日だからダイニングでディナーを食べようと思いDeck5のMichelangelo Dining Roomへ。でも、1時間以上待ちと言われてしまい、とりあえずリストに名前を書いておいて、International Caféで私はオードブルを、夫はアイスを軽く食べていました。
 今回のクルーズではポケベルのようなシステム(写真右)があり、ディナーの時間になると呼んでくれるので便利になりました。Piazza周辺なら電波が届くようです。ディナーではちょっとハイリスクなメニューを頼んでみたら、意外と美味しかったです。でも、日本語メニューに書いてあった内容とはけっこう違ったので、あまりアテにはできないなーと。


 ディナーを終える頃には22時を回っていたので、広いダイニングルームの中でも、ほぼ最後の客状態でした。ディナーの後、いったんキャビンに戻ったのですが、明日は時差調整で1時間遅くなることがわかったので、Crooners Barへ。
 ここのBarはクルーズ後半になると混んでくるのですが、ちょうどショーの時間と重なっていたからか空いていました。私はアルコール抜きでピニャ・コラーダを作ってもらい、ココナッツミルク好きなので美味しくいただけました。夫が飲んだラズベリーモヒートは・・・味見したけどイマイチ。 ピアノの生演奏&歌唱を聞きながら、30分程過ごしました。



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