■アラスカクルーズ乗船記■ 2006年9月13日(水) スキャグウェイ |
今日は朝8時30分発のエクスカーション。 7時にはホライズンコートへ。 今日も混みあっていて、少し寒かったけど プールサイドで朝食にしました。 せっかち気味の夫に合わせ、8時過ぎに 船を下船して指定されたバスに乗り込むと すでに車内は80%くらい埋まっていました。 参加者は年配のご夫婦が大多数で、 1人参加しているのはなんと2人だけ!! その2人は隣席にさせられ、ガイドさんに 色々といじられていました。 ガイドと言っても、ドライバーと兼任。 ブルースさんという背の高い男性で、 本業はマンモスの牙を発掘しているそう。 夏のクルーズシーズンだけドライバー兼ガイドを勤めているそうです。 車中で何度かマンモスの牙を細工した作品を見せてくれました。 さて、今日のツアーはバスでカナダのユーコン準州まで行き、一通り観光した後、 帰りにホワイトパスという列車に乗ります。 このホワイトパスはゴールドラッシュ時代に敷かれたもので、今は観光列車として活躍中。 参加者はアメリカが一番多く、カナダ、イギリス、オーストラリアなどで、非英語圏は私たちだけ。 しかも夫はネイティブ同然なので、40人近いメンバーの中で英語が不自由なのは私くらい。 ブルースさんは比較的ゆっくりと話してはくれましたが、私は途中から睡魔に襲われました。 最初にスキャグウェイの街を出るホワイトパス列車を見送り、国境を越えてカナダの ブリティッシュ・コロンビア州へ。ツンドラ地帯を見学したりしながら、ユーコン準州へ入ります。 山の上には冠雪もあり白くなっていて、これは昨日、降った雪なのだそうです。 森はところどころ黄色く色づき、紅葉も楽しめました。この辺りも基本的に雨が多いそうですが、 今日は綺麗に晴れ渡っていて、夫の晴れパワーのおかげ!? 景勝ポイントでバスを止まりながら、ランチ休憩も兼ねている犬ぞりの基地へ。 空腹でもあったけど、とりあえず犬と遊びたいので犬コーナーへ行くと、 まだ2ヶ月くらいの子犬たちが足元をちょろちょろしていました!! とても人懐っこく寄ってくるし、無邪気に飛び跳ねている姿にとっても癒されました〜。 ソリ用の成犬がいるスペースには入れませんでしたが、一部成犬が子犬と同じスペースにいて、 しかもそれがシベリアンハスキー。おとなしい犬だったので、いっぱい触ってしまいました。 30分くらいしたら、食事を終えた他のお客さん達が増えてきたので、私たちは退散。 ランチはバーベキューチキンと茹でたジャガイモとシンプル、でも大自然の中で食べると、 なぜか美味しく感じるのですよねー。 休憩後はカークロスという小さな街に。以前はホワイトパス列車が走り、 そこそこ賑わっていたのでしょう。近くを川が流れていて、水辺の風景がとても綺麗でした。 この後も景勝ポイントで下車して写真を撮ったり、ユーコン準州の看板を見たりしながら、 国境まで戻りました。ここで観光列車に乗り換えて、1時間ほど雄大な車窓の風景を楽しみます。 途中、車窓から今では使用されていない鉄橋が見えたり、 スキャグウェイに停泊するクルーズ船が見えるポイントなどもありました。 列車の中でオーストラリアから来た女性に話しかけられました。夫が主に対応していましたが、 以前、渋谷に2年間住んでいて日本人が懐かしいと声をかけてくれたようです。 彼女もまたアラスカから太平洋横断して日本まで行き、お友達と再会する予定とのことでした。 後から知ったことですが、今回乗船しているお客さんの半分はアラスカで降りず、アジアまで クルーズするそう。どおりでバンクーバーの荷物積み込みで時間がかかったわけです。 スキャグウェイに戻って列車を降りたら、まだ時間がたっぷりあったので町歩きをしました。 港に寄港するのが今日が最後なので何か記念になる物を買いたいな・・・と私は宝石屋巡り。 偶然立ち寄ったお店で、日本語を話す女性店員さんがいてビックリ!! 以前、日本で暮らしたことがあるそうで「日本語を話すのは久しぶりよー」と楽しんでいました。 これも何かの縁かなと思い、セールになっていた指輪を購入。 この日はアラスカに来てから一番暖かい日だったので、アイスクリームを食べながら戻りました。 船に戻ってからは、私は買い物を兼ねた船内散策。 船のアトリウムでは毎日、特設テーブルが出て、スワロフスキー製品とか、時計とか、 アクセサリーなどを売っており、女性客が楽しんでいました。 クルーズ中は金銭感覚が麻痺してしまうのか、けっこうな売れ行きです。 もちろん私たちも、スワロフスキーの置物とか時計を買ったりしました。 ディナーは初日にも利用したパシフィックムーンダイニングへ。食後はもちろんカ・ジ・ノ♪ (この日に食べたものが見たい方は、グルメ日記へ) (写真:スキャグウェイの町並み) |
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