■アラスカクルーズ乗船記■
2006年9月11日(月) ケチカン


 今日は最初の寄港地ケチカンにに到着。
 早朝に入港だったので、まだ寝ているうち
 からアナウンスが入っていましたが、
 特に予定がなかったのでのんびり起床。
 ベランダに出ると、サファイアプリンセスは
 沖止めでした。港には2隻のクルーズ船。
 以後、どこの港でも同じようにアラスカ
 クルーズ中の船を2〜4隻ほど見かけました。
 9時過ぎに朝食にしましたが、すでに船を
 降りている人が多いのか空いています。
 身支度を整えて、テンダーボートに乗り、
 ケチカンの散策に出かけました。

 ケチカンの街はトーテムポールが有名。
 船でもらった地図を見たところ徒歩で見に行くのは大変そう。
 今になってオプショナルツアーに申し込めば良かったかな・・・と思いました。
 とりあえず港の周辺を散策することにしたのですが、あるのはお土産屋と宝飾店ばかり。
 もっともアラスカが想像以上に寒かったので、夫の防寒グッズを探すのには役立ちました。
 私は何も買うつもりはなかったけど、ふと立ち寄った宝飾店で石造りの地球儀を発見してしまい、
 しかもそれが30%オフになっていたため衝動買い。なんと夫も小型のものを購入。
 自宅には今、同じような地球儀が色々な大きさで3つもあります。
 
 1時間くらい港の周辺を歩いていたら、その間にもクルーズ船がやって来ました。
 沖止めになっているのはサファイアプリンセスだけなので、大きくて港に入れないのかも。
 そのうち雨が強くなってきたので、テンダーボートに乗って船に戻ることにしました。
 今日は寄航時間が短く、14時には出航となるので、お昼前でもすでに船に戻る人々で行列。
 ランチは船に戻り、14階のトライデントグリルでハンバーガーを食べました。
 日本人にも食べやすい大きさで、想像していたのよりずっと美味しかったです。

 午後はエクスプローラーラウンジで開催される、アートオークションを楽しみました。
 主に扱っているのは現代画ですが、たまにピカソとかシャガールの作品も紛れていたりするし、
 アメリカ4大スポーツのグッズなどもありました。
 昔、私が大好きだったヤンキースのアレックス・ロドリゲス選手のサイン入りジャージーなども
 展示されていて、密かに私は時めいていました。
 オークションというと、桁違いの世界を想像していましたが、100ドル台後半の絵もあったし、
 ディズニーのセル画などは200ドル前後で、けっこう入札が入っていました。
 プリンセスクルーズが主催するこのオークションは市価よりも安く美術品が手に入るらしく、
 プロも買い付けにくるそうです。実際、市価と船上プライスの違いを強調していました。
 もっとも私は、アートディレクターの女性が話す英語の早さに、あまり流れについていけず。
 ちなみに落札するとお祝いなのでしょうか、シャンペンを入れてもらえます。

 私は夕方、予約してあったロータススパへ行き、ネイルケアをしてもらいました。
 担当してくれたのはジャマイカ人の女性キムで、お互い英語がネイティブではなかったので、
 気軽に色々と話すことができました。サファイアプリンセスはアラスカを北上した後、
 太平洋を越えて、日本に向かうのだそう。
 キムは日本はもちろん、アジアに行くのが初めてだそうで、色々と質問を受けました。
 私も船のスタッフの就労環境に興味があったので、色々と教えてもらいました。

 ディナーはサボイダイニングへ。一昨日のアジア風から一転、今日のサボイはヨーロッパ調。
 クルーズのダイニングは相席で、色々な会話をするものと思い込んでいたのですが、
 プリンセスクルーズは2人席も多いので、夫と2人で食事をすることができ気楽でした。
 でも、たまには色々な国籍の人と食事をするのも楽しいのかな!?
 この日もデザートまでしっかり食べて、食後はやはりカジノへ。すっかりギャンブラーです。
 (この日に食べたものが見たい方は、グルメ日記へ)

 カジノの後はジャグジーに浸かりに行きました。夜は、昼間にも増して寒いので誰もいなくて、
 私たち2人でプール1つとジャグジーを占領。ハタからみたら馬鹿ップルかもしれませんね。

                                         (写真:ケチカンのハーバー)

9月12日の乗船記へ

アラスカクルーズ乗船記 プロローグへ

トップページへ