■カナダ/ニューイングランドクルーズ乗船記■
2007年10月08日(月) ハリファクス


 最初の寄港地、カナダのハリファクスに到着。ノヴァスコシア州の州都でもあります。今日は朝からエクスカーションの予約が入っているので、早めに起きて朝食のためHorizon Courtへ。夫は入港のセレモニーを撮影しにどこかへ行ってしまい、しばらく戻ってきませんでした。なんと、セレモニーはバグパイクの演奏があり、それをずっと見ていたそうです。イギリスの影響を強く受けている地域ならではですね。


 今日は世界遺産のルーネンバーグへ行くエクスカーションに参加します。集合場所のPrincess Theatre(プリンセス シアター)には色々なエクスカーションの参加者がすでにたくさん集まっていました。

 バスに乗り換え、ところどころ紅葉したハイウェイ沿いの風景を眺めながら、ルーネンバーグまでは約1時間30分のドライブ。まずルーネンバーグアカデミーでバスを降り、ここで現地のガイドさんと合流。写真を撮影していたら、初日のディナーでお隣だったご夫婦と再会!! 奥さんは私たちが持っているデジカメに興味津々でした。

 ここからは18世紀の木造建築が残る旧市街を見学しながら移動。今日はカナダのサンクスギビングデーで祝日のせいか、人はまばら。歩き始めた頃はまだ10時前であまり日も当たらず風も冷たく感じました。途中、ガイドさんが手作りのクッキーや魚の燻製を出してくれるサービスも!! カラフルな建築が並ぶルーネンバーグの旧市街に私はずっと来たいと思っていたので、とにかく写真を撮りまくりました。原色から薄い色まであり、しかも窓の装飾とかが凝っていて、できるなら1日かけて歩きたいくらいです。

 1時間近く歩いて海岸沿いに到着。ここから自由行動になり、私たちはNHKの撮影クルーに遭遇したりもしました。「世界ふれあい街歩き」という番組で、私たちも数秒ですが映りました。

 自由時間中に海岸沿いのレストランでランチも済ませました。シーザーサラダに入っていた海老が新鮮で美味しかったです。集合後は対岸からルーネンバーグ旧市街を撮影する時間が少しあり、その後マホーンベイという街へ移動。ここではバスを降りて自由行動。沿道に並ぶ民家のハロウィンディスプレイなどを見学しながら、街を散策しました。アンティークショップなどが多かったのですが、祝日で営業していなかったのが残念です。

 集合場所の近くに3つ教会があると聞いていたので、写真を撮っていたら、エクスカーションに合流していたクラウンプリンセス所属のカメラマンも撮影していました。来年のパンフレットにはルーネンバーグやマホーンベイが紹介されるのかな?

 マホーンベイを出たバスは、ハイウェイでハリファクスに戻りました。疲れているはずなのに眠れなかった私は、ずっと沿道の風景を見ていました。紅葉はまだ3分くらいでしたが、場所によっては木々が赤く染まっているところもあり、窓越しに撮影したりも。

 祝日で道路が空いていたからでしょうか、予定よりも早くハリファクス市街に戻れたため、バスで観光名所のシタデル周辺を回ってくれました。ツアーの後に出発時間ギリギリだけど歩いて見に行こうかなーと思っていたので、ラッキー!! クラウンプリンセスが停泊しているピア21でバスを降り、ターミナル内のお土産屋を覗きながら乗船手続きへ。私たちはパスポートを預けていたので心配でしたが、無事に船内に戻れました。

 船内に戻ったら・・・まずLotus SpaのジャグジーとThermal Suiteへ。停泊中はショップもカジノも開いてないし、船内イベントもほとんどないので、くつろぐに限ります。そしてくつろいでいるうちに出航していることが多いです。

 出航後はExplorer Loungeへ行きアートオークションへ。昨日、再会したNinoがルーネンバーグの写真を見たがっていたのでデジカメ越しに画像を見せてあげました。オークションは昨日に比べると参加者は少なかったけど、逆に言えば参加者のほとんどが入札モード。5000ドル近い絵を入札する人も。でも彼らは昨日も高額な絵に入札していたので、プロの可能性が高そう。私も気に入った絵が100ドル台だったので、ついつい入札→落札してしまいました。

 ディナーは予約していたCrown Grill(クラウン グリル)へ。1人25USDのカバーチャージがかかるステーキ&シーフードのダイニング。がしかし、乗船初日に入れたはずの予約が入っていませんでした。空いているからと通されたのは通路に面した席。ここまではそんなに問題なかったのだけど、オーダーしてから15分経ってもドリンクが出てこないし、ウェイターも全然いないので「もう今日はやめて、出直そう」とダイニングを出ることに・・・。

 が、フロアの責任者らしい男性が出てきて、窓側のいい席に案内され、ウェイターもすごく気の利く人に代わり、またダイニングの支配人らしき人までも謝罪にやって来ました。最初はイヤな思いをさせられたけど、食事を終える頃にはそのことを帳消しにできるくらいのサービスを受けることができました。25USDの他に追加料金を払って食べたメーンロブスターもすごく美味しかった!!

 食後はGagatsby's Casino(ギャッツビーズ カジノ)へ。定番の2セントから賭けられるスロットマシーンで遊びました。このマシーンは安いし、比較的当たりも出やすいので人気があり、前の人が席を離れた瞬間を狙わないと、なかなか座れません。

 私もタイミングを逃さないように確保し、20ドルの資金で1時間近く楽しみました。長い時間遊んでいても、掛け金がゼロにならないので、本当に時間つぶしには最高なのです。確かこの日も10ドルくらいの儲けが出て、疲れてやめたような気がします。

この日に食べたものが見たい方は、10月08日のグルメ日記 へ


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