■カナダ/ニューイングランドクルーズ乗船記■
2007年10月09日(火) セント・ジョン


 今日の寄港地は、カナダのニューブランズウィック州にあるセント・ジョンという街です。私は今回のクルーズに参加するまでこことニューファンドランドにあるセント・ジョンズが同じ街だと思っていました。

 特にエクスカーションの予約もしていなかったので、のんびり起きたらちょうど入港したところ。Horizon Courtで朝食を済ませ、船を降りたら・・・女性客は薔薇を一輪いただけました。小さなことですが嬉しいですねー。この後、観光局の方にタクシーをアレンジしていただき、リバーシングフォールズへ行きました。

 気さくなドライバーと話をしながら、10分程度でリバーシングフォールへ到着。セント・ジョンがあるファンディ湾は世界一大きな干満の差があり、海水がセント・ジョン川に逆流する様子から、リバーシングフォールズと名づけられたそうです。

 ちょうど私たちが訪れた時は、満潮に近づいている時で河川とは思えない波の高さでした。この波を利用したスピードボートのアトラクションもあり、夫は乗りたそうに見ていましたが、私は遠慮したいです。途中、親しげに話しかけてきた男性がいて、誰だろう?と思ったら、2日目のCruise Criticの集まりで一緒だった男性でした。クルーズに参加する日本人は少ないので、こちらはすぐにわからなくても、一度知り合った方はどこかで再会すると、私たちをすぐに見つけてくれます。

 30分ほど見学した後、セント・ジョンの市街地へ戻りました。ニューブランズウィック州最大の都市ということですが、そんなに観光名所があるわけでもないので、カナダ土産を探すべくショッピングモールを見たり、公園を散策。レンガ造りの建物が多く、イギリスの影響が強いのだなという印象を受けました。観光用と思われる馬車が走っていて、雰囲気的にはすごく私好み。

 クラウンプリンセスの写真を撮ったり、船を上下船するところにある仮設テント内でお土産を買ったりした後、船内に戻りました。セント・ジョンで出会った人はみな親切で、クルーズ客を大切にしてれたので、この街にいい印象を持ちました。実際、クルーズの経済効果って破格らしいので、街をあげて誘致しているのかもしれません。

 船に戻ってから、まずランチを食べるためTrident Grill(トライデント グリル)へ。前回のクルーズで興味を持ったベジタリアン向けのべジーバーガーを食べてみました。カレーコロッケみたいで、なかなか美味しかったです。

 ランチの後はLotus Spaのマッサージを予約し、時間まではキャビンでのんびり。涼しいところに来た影響か、肩や首がすごく凝り出し、寝不足もあって身体がだるいなーと感じたので今日は一休みという感じ。しかも寄港日はスパの特別プログラムがあり、今日は99USDのマッサージとフェイシャルに挑戦。私は気持ちよくてマッサージの途中で寝てしまいました。施術の後は、だいぶ身体が軽くなり、今回のちょっと忙しいクルーズの日程にも耐えられそうです。

 出航の時間が近づいてくると、船内放送が盛んになります。どうやら、時間になってもまだ乗船していない人がいるようで、悪趣味な私たちは「船内に駆け込んでくる人を見に行こう!」とデッキへ行きました。残念ながらそのシーンはお目にかかれませんでしたが、出航のセレモニーに立ち会うことができました。

 バグパイクを持った男性が出てきて、クラウンプリンセスが港を出た後も、しばらく演奏し続けてくれました。演奏の合間、デッキから眺める乗客に手を振ってくれたりもして、最後までセント・ジョンは好印象。出航後はClub Fusionへ行き、ビンゴに参加。前回のクルーズも含め、今まで参加したビンゴの中で一番いい線まで行ったけど、やはり最後はダメでした。

 ビンゴの後は、ディナーへ。私は肩こりの影響かあまり食欲がなかったので、いつもよりは軽めにしました。この日はメインに海老料理はなかったので、初日に引き続きザリガニを使った料理に。海老もいいけど、ザリガニもかなり好みです。

 食後はカジノで少し遊んだ後、キャビンへ。夫は寒空の中、顔にマフラーをグルグル巻きにしてMovies Under The Stars(ムービーズ アンダー ザ スターズ)で上映される映画を見に行きました。私はやはり疲れていたのか、夫が戻ってきたのに気づかないくらいよく寝ていました。

この日に食べたものが見たい方は、10月09日のグルメ日記 へ


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